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「サービス部品」のお話

サービス部品のお話

 「家電のお話」、第1回はサービス部品のお話。「安ければいい」という考えで使い捨て的な価値観を持っている方には無縁の話ですが…

 店頭でさんざん迷って購入した、お気に入りの家電製品。大切に使っていても、長年の経年劣化で、あるいはちょっとした不注意で、一部が壊れてしまうこと、ありますよね。
 でも、買い換えてしまうのはちょっと待った。
 まぁ、不満があってこれを口実に買い換えてしまおうというのなら止めませんが、まだ使いたいけど…というなら、部品だけ交換すればまだまだ使えるものも多いですよ。
 部品によっては、最初から「消耗部品」として交換することが前提になっているものもありますし、そうでなくても簡単に取り外せる部品は自分で簡単に交換できます。さすがに電子基板とか機械部分とか、そういうところだと修理に出すしかないですが、炊飯器の内釜とか電気ポットのパッキン、冷蔵庫の棚板なんかは自分で部品取り寄せて入れ替えれば甦りますよ。
 高いお金出してせっかく買ったお気に入りの家電、末永く愛用してあげてくださいな。

 前置きが長くなってしまいましたが、そういった普通はお店に流れていない部品類のことを「サービス部品」といいます。古い機種でも、製造打ち切りから炊飯器なら6年、冷蔵庫なら9年といったように一定期間は部品を持っています。また、パッキンや庫内灯のようなありふれた部品は、後継機種と共通だったりすることもありますので、ダメ元でメーカーに問い合わせてみてもいいかもしれませんね。

 さて、サービス部品の仕入れ方ですが、お店経由で取り寄せればおっけーです。地域店(街の電気屋さん)、あるいは量販店(コジマとかヨドバシとか)の店員さんに「○○(本体の型番。説明書や本体エンブレム付近に書いてあります。)の××(部品名)を取り寄せたいんでお願いします」といえば、手続きを取ってくれるはずです。だいたいは1週間くらいの納期で入ります。サービス部品は量販店でも定価扱いのことが多いので、応対のいい、安心できるお店で頼んだ方がいいでしょう。

 ちなみに、メジャーなサービス部品のお値段は、こんな感じです。ただし、サービス部品のお値段はメーカーや商品によってまちまちなので、下はあくまでも目安です。正確な価格は各メーカーのカスタマサポートに問い合わせてくださいね。もちろん、これ以外のものも注文できます
 なお、ふぇあは以下の数字の正確性については一切責任を負いかねます

<炊飯器編>
 内釜 4000~15000円くらい。高級機ほど高価です
 パッキン 500~1000円くらい
 内ふた 1000~3000円くらい

<電気ポット編>
 パッキン 300~1000円くらい
 電源コード 1500~2500円くらい

<洗濯機編>
 風呂水ホース 1000~2000円くらい
 風呂水フィルター 500~1000円くらい
 糸くずフィルター 500~2000円くらい

<掃除機編>
 吸いこみヘッド 4000~10000円くらい

<冷蔵庫編>
 棚板 1500~3000円くらい(ガラスシェルフはもう少し高価)
 引出容器 3000~5000円くらい
 卵皿 500~700円くらい
 ドアポケット 1000~2500円くらい
 扉 10000~20000円くらい

<携帯編>
 バッテリー 4000~7000円くらい


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